財務大臣になって財政改革を進めようゲームは、社会保障大幅削減&税率大幅上昇しか目標達成できず

財務省が作成しているゲーム【財務大臣になって財政改革を進めよう!】は、ちょっとした改革では全く歯が立たないレベルの内容。

ゲーム内容は、基礎的財政収支のバランスを取ること。つまり、歳出(支出)より歳入(収入)を増やせばいいだけ。

下記が平成28年度の予算案。歳入に占める公債金(=借金関係)が占める割合が多い。一般家計だと入るお金以上に使うお金が多くキャッシング等で賄っている状態。


財務大臣になって財政改革を進めようゲーム

●画像はクリックすると拡大します。

日本の歳入と歳出

財務省:日本の財政を考える

 

財政ゲームスタート

スタート時点は28.4億円の赤字。予算をやりくりして、この赤字をゼロにします。しかし、そんじょそこらの予算削減ではとても間に合いません。

上のグラフを見て分かるように予算の大部分を占めているのは社会保障&地方交付税交付金。公共事業や教育にかけるお金を少しくらい増減してもほとんど影響はありません。

試しに、公共事業・教育・防衛費にかけるお金を20~30%減額して、税金を10%上げてみました。リアルにこんな政策を実現するには相当な軋轢がありそう。

それでも目標達成できず!こんな結果に。

image

プライマリーバランス黒字化を達成するには、社会保障を思いっきり減額して、税金を最大に上げる以外に方法はありません。財務省としても、税金アップ・社会保障減額を世論に浸透させるためにこのようなゲームを作成したのでしょう。

基礎的財政収支の推移:日本

image

出典:世界経済のネタ帳

このページの先頭へ