投資詐欺事件:MRIインターナショナル

米国、MRIインターナショナルが、投資家から預かったお金を運用しておらず、大きな損失を出す投資詐欺事件に発展しています。

すでに、金融庁は登録取り消しや監視委員会による強制捜査が行われています。

MRIインターナショナルの概要

●会社名:MRIインターナショナル インク(MRIINTERNATIONAL,INC)

●所在地:本社5330 South Durango Drive Las Vegas, Nevada 89113

●MRIインターナショナル顧客サービスセンター:東京都千代田区永田町2-14-3 赤坂東急ビル6D

●フリーダイヤル: 0120-445-331

●設立年月日:1998年7月

●代表取締役社長:エドウィン Y. フジナガ

●日本地区統括責任者:鈴木 順造

●事業内容

MARS(診療報酬請求債権)の買収と保険会社からの回収

MARS(診療報酬請求債権)請求・回収専門スタッフの教育・派遣

MARS(診療報酬請求債権)投資商品の販売

●商品

メディカル・アカウント・レシーバブル運用投資商品

(米国の診療報酬請求権を投資対象としている)

●登録番号:金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第1881号

●加入協会

CHA(California Hospital Association「カリフォルニアヘルスケア協会」)

NHA (Nevada Hospital Association「ネバダホスピタル協会」)

●MRIシリーズでは、固定利率6.0〜8.5%の年利をご提供しています。

●MRIシリーズは、アメリカへのダイレクト投資商品として金融商品取引業者の登録番号を取得しています。

MRIインターナショナルの被害額

2012年末の顧客状況(MRIインターナショナルのウェブサイト)
・日本の顧客8700人
・預かり金1365億円
なお、検査では残金をほとんど確認できないとの話しもある

5月12日に開催された被害者相談会には1500人超の出資者が参加。

MRIインターナショナルのMARS投資(マース投資)

米国に本社を置き、米国の病院における診療報酬請求債権で運用するファンドとしてMARS投資(マース投資)を組成し日本で販売していました。

・年率6%~8.5%の高い利回り
・芸能人を利用した宣伝活動
・新聞や雑誌での広告記事掲載
・顧客に配当を行うことで信用させる。(新規加入者の預る金を配当原資)

よくあるパターンの投資詐欺で、しかもアメリカの会社でありながら、日本でのみ勧誘をしていたのです。

投資詐欺で気をつけるポイント

1.リスク=リターンで旨い話しはない。

基本的に、お金の運用を行う場合、ハイリスクハイリターン、ローリスクローリターンが原則です。リスクがなくて大きなリターンを得られる投資商品はありません。

元本保証で高利回りの商品はありえません。あなただけに・あなただからこそ、お話しするのです=詐欺を疑いましょう。なぜ、他人にそんなカンタンにお金が増える話を持ちかけるのでしょうか?

2.芸能人を利用

また、金融や投資と全く関係のない芸能人を利用することが多く、その芸能人のファンや信用で泊付を行います。

しかし、芸能人は別に投資や資産運用などお金に詳しいわけではありませんし、広告塔としての役割を引き受ける変わりにその会社から広告費としてお金をもらいます。芸能人が自分で利用した結果、世間に推薦しているとは考えないでください。

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3.配当で信じてはいけない。

最初、100万円を投資したら10%の配当で10万円が入金された。そこで信用して1000万円を預けたところ騙された。よくある話しですね。新規加入者からお金が入ってくればそのお金を配当に回すことで信用させるのはよくある手です。

4.テレビ・新聞・雑誌広告

有名な経済誌・テレビ・セミナーの活用もよくありますね。●●という専門誌に広告が乗っているので信用できるとは思わないでください。お金を出せば広告枠は買うことができます。

もちろん、掲載する側も今回のようなリスクがありますので審査は行います。ところが、この審査は厳正に行うわけではありません。今回のように金融商品登録業者として登録されているなど一定の基準が満たされているなどであれば審査が通ることも多いのです。あまり厳しくすると広告が入らずメディアとしての運営ができなくなりますからね。

 

今回と似たような話しとして最近起きた投資詐欺事件には安愚楽牧場がありました!

 

大切なお金を預ける・運用するときには、上記のような点にご注意ください。

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