為替相場の基本的な言葉

為替は、通貨と通貨の交換レートのことです。世界には様々な国があり、国ごとに共通通貨や独自の通貨を利用しています。

そのため、通貨と通貨がいくらで交換できるかの交換レートを定めておかないと異なる通貨を使った取引が行いにくくなります。

為替相場

あなたが、米国人に物を売る時に、日本円で提示しても相手は買ってくれない可能性が高いですよね。
そのため、ドルで売値を提示して代金もドルで受け取ることになります。

この売値を提示する時に参考になるのが外国為替のドル/円レートです。そして、この為替レートで、受け取ったドルを日本円に交換します。

外貨・為替に関する投資については、FX・外貨預金をご覧ください。

基軸通貨と国際決済通貨

世界には、160以上の通貨があると言われています。

国と国をまたいでの取引があたりまえに行われる中、すべての国と現地通貨で取引していると大変です。
書類上の管理や為替変動リスク、通貨の交換と作業が煩雑になり貿易に支障をきたします。そこで、取引量や流通量が多く換金しやすく信用度が高い通貨を貿易では利用します。

「ドル」「ユーロ」「円」などがその役を担い国際決済通貨と呼ばれます。

なかでも、ドルは、為替市場で最も取引が多く、2009年で対外取引の80%以上を占めており、最も多く利用される通貨であることから「基軸通貨」と呼ばれます。

為替相場の主語

通貨ペア

ドル/円相場は、1ドル76円という形で、1ドルを受け取る場合に円が何円必要かという形で表示されます。

もちろん、1円を受け取る場合にドルが何円必要かというレートもありますが二つを混在させると大変なことから、為替市場では、どの通貨を先にするかが習慣として決まっています。

為替のニュースなどで、「ドル/円相場が下落」というニュースがあればドルが下落してドル安の意味になります、

円は、韓国ウォンを除きほとんどの場合、外貨の方を主語にして表記されます。

例)USD/JPY、EUR/JPY、GBP/JPYなど。

好きな通貨ペアのアンケートにご回答いただきますと幸いです。

世界各国の通貨略称

他の通貨

他の通貨で主語になる順番は、ユーロ、英ポンド、豪ドル、ニュージーランドドル、ドルとなります。

例)EUR/USD、EUR/GBP、AUD/NZD

インターバンク市場

為替取引は、銀行を中心とした金融機関同士による電話や電子取引ネットワークで行われ、インターバンク市場と呼びます。

インターバンク市場は、日本語では「銀行間取引市場」とも呼ばれ、参加者が銀行を中心とした金融機関に限定された市場のことです。大きく分けて、短期資金の貸借を行う金融市場と、直物為替や先物為替などの取引を行う外国為替市場の二つがあります。

相対取引

為替相場は、取引所を介さずに売買当事者間で、取引価格、取引量を決定して売買する取引です。

証券取引所のように各国の取引所で取引が行われる形ではなく、土日を除き24時間取引が行われています。

24時間取引

テレビのニュースでは、東京市場の為替レートは・・・、ロンドン市場の為替レートは・・・と報道されますが、相対取引の為替には東京市場やロンドン市場といった区別はありません。

外国為替市場における「東京市場」とは、世界の中で日本勢が主に取引している時間帯を指しますので「東京時間」と呼ぶ方が正確です。

時差の関係で、それぞれの国の取引する時間帯が異なるため、呼び名も時間に応じて変わります。

一般的には、東京時間・ロンドン時間・ニューヨーク時間がメインとなります。

 仲値公示

各銀行が発表する対顧客向けの基準レートを仲値(TTM)と言います

仲値は、インターバンク市場のレートを参考にして決定され、午前10時前に各銀行から発表される。東京外国為替市場では、この仲値を公示する時間帯の午前10時頃が、ドル/円相場、クロス円ともに動きが出やすいと言われている。

【opカット】オプションカットとは・・・オプション取引の権利行使期限。オプション行使を巡り、この時間帯に売買が交錯することがある。

【LDNfix】ロンドンフィキシングとは・・・金などの価格が決まる時間帯。欧州通貨建ての投信設定もこの時間にされることが多い。

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