インフレは物の値段が上がりデフレは下がる

インフレとデフレ

【インフレ】とは、モノの値段が上がって、お金の価値が下がることです。

※一台の車が今日は100万円、1年後は120万円と値上がりしていく状態のことです。

逆にモノの値段が下がって、お金の価値が上がることを「デフレ」といいます。

消費者物価指数

消費者が購入する品物には様々なものがあります。そこで共通の指数で物価を見る統計があります。

インフレ(物価高)とデフレ(物価安)を判断する指標が消費者物価指数(CPI)です。
消費者が実際に購入する段階での、商品の小売価格(物価)の変動を表す指数。

各国の消費者物価指数の推移
消費者物価指数(期末値)の推移(1981~2011年) - 世界経済のネタ帳

デフレスパイラルとスタグフレーション

今の日本はデフレ状態にあります。

物価が下落していることから、買い控えやモノをやすくしないと売れない状態です。

そのために、企業は商品の価格を下げます。

すると、商品が売れても利益が少なく社員の給料も上がらないか下がっていきます。

社員も一方では消費者ですから、買い控えが進みます。このようにしてデフレがデフレを呼び悪循環に陥ることを「デフレスパイラル」と呼びます。

また、景気停滞の中で、物価高が起こることを「スタグフレーション」と呼びます。

現在、世界経済の不安定の中、景気は悪化を続ける一方で、エネルギー・農産物などの商品価格が上昇した事から国によっては「スタグフレーション」の状態になっています。

ハイパーインフレ

適度なインフレは好景気にもつながることから許容されますが、インフレがひどくなった状態のことを「ハイパーインフレ」と呼びます。

過去には、ソ連崩壊後のロシアや1989年~2003年のアルゼンチンなどがハイパーインフレに襲われ、直近ではアフリカのジンバブエ2008年前後に起きています。

ジンバブエでは、2008年5月に1億ジンバブエドル札の発行後、2か月後に1,000億ドル札が発行されるなど経済混乱と物価高が続き、年間インフレ率は、約2億3,000万%に達したとのこと。このように価格が極端に上昇し続ければ、まともに経済活動はできません。

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