キプロスの財政危機を解決するための預金封鎖と課税にユーロ急落

・日銀の正副総裁がついに交代し黒田総裁が誕生。
・黒田氏、岩田氏、中曽氏に決定、今後の金融緩和期待
・NZドルの政策金利引き上げ可能性薄れる(2013年)
・スペイン、イタリアの国債利回り上昇
・米国の新規失業保険申請件数減少:労働市場回復傾向
・フィッチの米成長見通し下方修正によりドル売り
・キプロスの預金課税問題

週末にキプロスが預金封鎖を発表したことで、週明け(3月18日)の為替市場は、ユーロ売りドル買い円買いの状況です。

キプロスの預金課税についてのまとめ

EUがキプロスの財政危機を解決するために行った預金封鎖と課税がユーロに大きな影響を与えています。

産業を金融立国に移行し高金利で預金を集めた国がアイスランド・キプロスと破たん状態に。

キプロスの銀行資産は1月末時点で1264億ユーロ(約15兆6000億円)と、180億ユーロという同国の経済規模の7倍に達している。欧州中央銀行(ECB)と欧州連合(EU)統計局のデータによれば、銀行資産は2007年の段階では780億ユーロにとどまっていた。ブルームバーグ

キプロスの支援合意と預金課税の内容

●EUならびに国際通貨基金(IMF)が最大100億ユーロを支援する。

●キプロスの銀行の預金者に58億ユーロの「預金税」を課税する。

●救済合意がなければ3月19日にキプロスの銀行一行に対して流動性供給停止となる

●預金者への補償として資金を二年間口座に保有する預金者に天然ガス収入の証券を付与する・銀行株を付与するなどを示唆

●預金課税の税率は10万ユーロ以下が6.75%、10万ユーロ以上が9.9%

●少額預金者の負担軽減を交渉中。10万ユーロ以下を3.0%に、10万ユーロ以上を12.5%にする案。

●支援策の議会採決は18日に延期。18日は銀行休業日で19日に発効する予定

●キプロスに預金をしている人は国内・国外とも大将

このキプロスで起きた預金封鎖・預金課税によるユーロ混乱の可能性からユーロは急落。

ユーロ/ドルは、週末の1.307から1.291まで大きく窓(ギャップ)を開けています。

ユーロドル急落

上田ハーローFXのフォーキャストチャート

FXプロフェッサーの一押し通貨ペア

先週の一押し通貨ペアであったGBP/USDは1.4830~1.5170の動きでした。
週後半に買い戻しが出たためストップが付いてしまい残念でした。
ただし、ポンド自体は引き続き弱い動きと見ています。
FXプロフェッサー鈴川克哉の大人なFX

ポンド/ドルの二時間足チャート

ポンドドルチャート

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