聖書やサイクル理論を重要視したW.D.ギャン 現代に通用する相場師

W.D.ギャン 現代に通用する24のルール

商品相場・株式相場で多数の著作と明言を残した相場師「W.D.ギャン」。

彼は、米国のテキサス州に1878年に生まれ、1955年に78歳で亡くなりました。

彼の残した遺産は、約5,000万ドルと言われ、相場師の中でも伝説的な存在になっています。

名前:ウィリアム・デルバート・ギャン
生年月日:1878年6月7日
没年月日:1955年6月14日(満78歳)
生まれ:米国テキサス州ラフキン

ギャンの生まれた家は、綿花を中心とした農家で、祖父の代から軍人の家系でキリスト教の熱狂的な信者だったとのことです。

後年、ギャンの相場理論の中に、聖書に関連した言葉が多いことは、家系的な影響であったことがうかがえます。

ギャンと商品相場

ギャンは、株式市場で活躍しますが、相場の基本は、商品先物相場であると強調しています。

「商品は季節的なトレンドにしたがっており、予測に関してはより平易となるのです。つまり背景にあるのは、常に需要と供給の原則なのです。」

「株式の場合は銘柄がたくさんあり、トレンドを予測するためにはそれら全てのチャートを引く(書く)必要がありますが、商品に関して言えば株式程多岐にわたっていないため、より少ない労力で済むことになります。」

「商品における価格変動要因は、一般的に周知なものが多い一方で、株式については一般的には不可解な理由で動く場合が多い」

「商品は結局、商品されます。これも価格を予想するのは証券よりも容易な理由です。」

ギャンと聖書・サイクル・占星術

ギャンは、上記、商品先物市場を重視しているように、需要と供給のバランスについての分析を行っていました。

同時にテクニカル分析や占星術・サイクル理論などを学び、様々な分析方法を著作で残しています。

ギャンのサイクル理論

ギャン理論で重要とされているサイクル理論には、

「相場の動きには一定の周期と循環が存在する」

「自然界の法則には大小があり、確かなものと曖昧なもの、その中間がある。

そして「時間」が全てのものに対して大きく作用し、それを中心にして動きが決まっている」

「一番小さい時間のサイクル、それは四分間サイクルと言えます。なぜなら、それは地球が四分間に緯度が一度動くからです。次の大きなサイクルは二四時間と言えます。二十四時間で地球は一回転するからです。その次に大きいサイクルは一年となります。これは小さいサイクルです」

この小さいサイクルより大きいサイクルは100年~500年サイクルとのこと!

■大サイクル

90年、82年~84年、60年、45年、30年、20年

■小サイクル

15年、13年、10年、7年、5年、3年、2年、1年

ギャンのテクニカル分析や分析法について詳しく知りたい方は、ギャンの著作集を読んで学ぶことをお勧めします。

ギャンの分析方法例:ギャンファンのラインは重要な高値・安値を基に違う角度をつけた複数のラインになります。ギャンファンは、1×1(45度)が最も重要なラインです。

「ギャンファンの表示例」
ギャンファンの表示

ギャンの24のルール

ギャンが相場(投資)を行う上でまとめた24のルールについてはこちらからご覧ください。

ギャンの経歴

1902年:ギャンが相場を始める

1905年:綿花の予想記事を掲載。

1909年12月:ギャンの紹介記事が掲載(証券投資で264勝22敗、運用実績は1,000%超)

1909年12月:世界大戦・金融恐慌を予測

1918年3月:世界大戦の終了を予測した書籍出版

1928年11月:株式暴落を予告し、売りの推奨

1929年:暴落が的中、金融大恐慌

1932年6月:株式の買出動を推奨

1933年:株式・商品とも上昇

1936年~:様々な書籍を刊行、商品市場を中心に大きな利益を得る

1955年:没、

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