2020年夏季東京五輪の経済効果は約3兆から最高150兆円まで?

2020年夏季五輪は東京開催が決まり、その経済効果を見込んで株価が上昇しています。

●連日ストップ高の東急建設 株価が五輪東京決定前のほぼ3倍に

●五輪人気で日本株の時価総額が13兆円増、経済効果の既に4.4倍

などが株式関連のニュースを賑わせています。

様々な機関が東京五輪の経済効果を試算していますのでご紹介。

2020年夏季五輪の経済効果試算

東京都が五輪の経済波及効果を試算した結果、全国合計2兆9,609億円となっています。

●試算の地域別内訳

東京都:1兆6753億円
その他の地域:1兆2856億円
全国:2兆9609億円

●試算の業種別内訳

サービス業:6510億円
建設業:4745億円
商業:2779億円
運輸業:2426億円


SMBC日興証券の経済効果試算

五輪招致に伴う新規需要額:2.3兆円
経済効果全体:4.2兆円

大和証券(木野内栄治投資戦略部長)

2020年までの経済効果は150兆円

国土強靭化政策によるインフラ整備:55兆円
国内観光業が7年間で95兆円
合計で150兆円

テレビ出演し木野内氏は語ってくれています。

2020年五輪:大会組織委員会の収入内訳予測

ローカルスポンサー/サプライヤー:730億円(811百万米ドル)
チケット売上:679億円(755百万米ドル)
ライセンス関係:43億円(48万百万米ドル)
総合計:1,825億円(2,028百万米ドル)
1ドル=90円で試算。

他にIOCから受け取る財政分担金(テレビ放映権料など)もあり。

2020東京オリンピック招致委員会のデータ

経済効果が期待できない派の意見

東京五輪では、約3557億円の施設整備費が計上されています。そのうち、国立競技場の建て替え費が1300億円弱、選手村は約1000億円。その他の投資額を入れても5000億円弱になります。

比較例として、日本の公共投資額に目を向けてみましょう。2013年度の一般会計予算は約5兆3000億円です。12年度の補正予算である4兆円を入れれば10兆円近くの予算が執行されつつあります。東京五輪で私達の生活は?

 

アメリカの経済学教授「ロブ・バーデ氏」は、スタジアム建設・W杯・五輪が経済効果を生まないとの説を提唱。

ただし、幸福感や短期的な利益をもたらすとのことで、少なくとも人々の心に働きかける効果はありそうです。

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