がんによる死亡率の統計、日本人の2人に1人はがんになる?
生命保険会社が、「がん保険を勧誘する際のセールストークに日本人の2人に1人はがんになり3人に1人はがんで死ぬ」というセリフがあります。
これは真実なのかどうかを調べてみました。
日本人の2人に1人はがんになる!
日本人の2人に1人はがんになる!と言われると恐ろしいですね。すぐにがん保険に加入し、毎年の健康診断にがん関係の診断を加えたくなります。
では、これは本当なのでしょうか?言葉だけが一人歩きして、2人に1人ががんになるや2人に1人ががんで死ぬと言わることもあります。
結論は、確かに日本人の3人に1人はがんで死にます。でも、ここには数字や言葉のトリックが隠されています。そこを見ていきましょう。
日本人の死因Top10
厚生労働省が公表している日本人の死因Top10です。平成20年度の調査では、がんの割合が一番高く30%になっています。
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