自転車事故で約9,500万円の賠償金支払い!自転車保険は必要なのか?

自転車事故の報道が増えています。ブレーキなしの競技用自転車「ピスト」による事故や周囲に対する注意不足による死傷事故。2015年6月1日から改正道路交通法により、自転車運転の規制強化。違反者は罰金や講習義務化。

そして、神戸市北区で起きた事故では、神戸地裁が約9,500万円の賠償金を支払うように命じてた判決が出ています。神戸新聞

この事件を受けて、自転車保険の販売ブームが起きておりセブンイレブンやイオンなどでも取扱いを始めて広がりを見せています。

自転車保険の内容

日本国内で以下のような事故の場合に保険金を支払う保険

  1. 自転車で人にぶつかり死傷させた。
  2. 自転車で他人の物や建築にぶつかり壊した。
  3. 自転車に乗っていて自分が怪我をした。

普通、保険に入る場合は大きなリスク(損害)への対応として加入します。そのため、1や2に対するケースを想定して入ることがほとんどでしょう。

自分の怪我の場合は、生命保険や医療保険などでカバーできます。

自転車保険の必要性

自転車に乗ることを職業としているような方を除き、そこまで緊急性と必要性があるとは思いません。

自転車保険は必要なのか

なぜならば、事故で相手に死傷させた時に必要な「個人賠償責任保険」は自動車保険や火災保険、傷害保険などの特約としてすでに加入している可能性が高いから。

自動車に乗っていない。家を持っていないなどで保険に未加入かつ本人およびご家族が自転車に乗ることが多い場合には、万一のお金の支払いに備えて加入しておいても良いでしょう。

(1)他の保険に未加入で自転車の利用頻度が高い。=加入

(2)他の保険の特約で個人賠償責任保険をカバーできる人=不要

まずは、自分の自動車保険や損害保険の内容を見直すことが先決。

自転車に関する危険性や事故

平成25年中の東京都内の交通事故による死者数は23.8%で、全国平均の17.4%より高い。

  • 全体:168人
  • 二輪車(原動機付自転車を含む):40人

東京都内の場合、交通事故による死者数の約1/4は二輪車による事故です。

道路交通法では、自転車の通行について、次のように規定されています。国土交通省

  1. 自転車は、車道が原則、歩道は例外
  2. 車道は左側を通行
  3. 歩道は歩行者優先で、車道寄りを徐行

通勤、通学、趣味など免許なしで扱える自転車は便利ですよね。大人も子供の乗れますしガソリンもいらないエコな乗り物。

しかし、今後、事故が増えれば、様々な規制がかけられて免許制や保険制度の強制加入など不便になることも。自由度が高いゆえに乗る人のマナーが求められています。

●参考サイト

自転車交通安全教育DVD 全編

主な取扱い会社

名前や中身を見ると、結局、損害保険の一種だということが分かります。

年間数千円のお金で自転車保険は加入できます。まずは他の保険でカバーできるか確認してからご検討ください。

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