お金を貸してくれる金融機関と主な目的別ローンの種類

お金を借りる(融資)時は、借りやすいところから申し込むのではなく金利が低いところから借りられるかどうか確認していくこと。

お金を借りる金融機関

お金を借りる時に利用できる金融機関

●公的機関の方が金利が低い

国の融資機関:日本政策金融公庫 国の政策に基づき民間金融機関の補完を行う

地方自治体の融資機関:生活福祉資金 低所得者や高齢者・障害者の生活を助けるために県内の市区町村社会福祉協議会が窓口となって実施しています

JAバンクや労働金庫:JAバンク労働金庫協会 営利を目的としない金融機関

銀行や信用金庫:目的別ローンが用意されているためフリーローンより目的別を優先

信販会社・消費者金融:気軽に手続きも早く借りられるが金利が高い

●信販会社や消費者金融は金利が高い

融資金利の事例

生活福祉資金などの貸付制度:埼玉県社会福祉協議会の例 連帯保証人を立てる場合無利子、いない場合1.5%など

日本政策金融公庫の教育ローン:年2.35%

ろうきん(中央労働金庫)のフリーローン:変動金利型で年5.125%(保証料0.7%~1.2%を上乗せ)

三菱UFJフィナンシャルグループ系の消費者金融会社「アコム」:実質年率は4.7%~18.0%


主な目的別ローン(融資)の種類

お金を借りる場合、目的がはっきりしていると貸主も安心して借すことができる上に利用目的のリスクや社会的必要性に応じて金利を変更することができます。

一般的に金利が低い住宅ローンだと、貸す側も家を担保として貸すことができるわけです。

そのため、フリーローンで借りるより、目的別ローンで借りた方が金利が低くなりお得です。

ローンの種類

  • 住宅ローン:新築及び中古の一戸建てやマンションの購入資金を借りる。購入時の諸費用や引越し代などが含まれることもある。
  • 教育ローン:入学金や授業料など学費として必要なお金の融資
  • ブライダルローン:結婚式や披露宴の代金を融資。新婚旅行や新居代の費用も含むことがある。
  • 自動車ローン:車やバイクを購入するためのローン
  • フリーローン:自由な用途に使える使い道を問わない融資。その分だけ、目的別ローンより金利が高い。
  • カードローン:ローン機能付きのクレジットカード。あらかじめ申し込んでおくことでATM等からお金を借りられるが金利は高い。

 

お金を借りる時は、目的をはっきりさせます。その上で各金融機関を調べて目的に応じた融資が用意されているか調べてみましょう。

フリーローンやカードローンを使うのは他の金融機関で借りられない場合や少額の場合だけにした方が有利です。

また、定期預金や証券を担保にした借り入れ方法もありますのでご覧ください。

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