住宅ローンの借り換えは金利低下時に行うのがチャンス

低金利時代は、とどまることを知らず世界的な金融緩和の流れでますます金利低下が続いています。そのため、過去に借りた住宅ローンの金利を借り換えることで引き下げることができるかもしれません。

住宅ローンを借りている方にとって、毎月の出費の大きな部分を占める住宅ローンの支払い額を減らせれば嬉しいですよね。

実際に、世界的な不況が続く中、ここまで住宅ローン金利が下がってくると、借り換えや引下げで支払額を減らせる方が増えています。

住宅ローンの変動金利例

 

・住信SBIネット銀行:0.439%

・ソニー銀行:0.507%

・三菱東京UFJ銀行:0.820%~0.975%

・三菱東京UFJネット住宅ローン(カブコム専用):0.490%

※2018年3月

●フラット35の住宅ローン金利の推移

フラット35の住宅ローン金利の推移

 

住宅ローン金利低下の理由

ここまで、金利が低くなったとのは、世界的な経済不況の影響です。

サブプライムローン危機~リーマンショック~欧州債務危機と続く不況や金融危機は、収まらず、日本・米国・欧州の金利は次々に引き下げられており、さらに量的金融緩和というお金を市場に大量に流す政策を行っています。

米国のQE3による緩和。

それにより、景気回復と金融機関や国を助ける政策が行われており、住宅ローンの金利も世界的な低金利の流れにより下がってきているわけです。

住宅金利借り換えシミュレーション

かつては、残高が1千万円以上、返済期間の残りが10年以上、借り換え金利が1%以上下がるなどが借り換えを考える基準と言われていました。

現在は、借り換えが行いやすい・融資事務手数料が安くなったため、借り換えを検討しやすくなっています。

実際に、借り換えを行った場合のシミュレーションを行ってみます。全国銀行協会提供の借り換えシミュレーション

借り換えシミュレーション ●借り換えシミュレーションの内容

・ローン残高:2500万円
・返済期間:30年間
・現在の借入金利:2.6%
・借り換え後の借入金利:2.0%

●試算結果

・毎月返済額:100,085円→92,405円=7,680円
・年間返済額:1,201,020円→1,108、860円=92,160円
・総返済額:36,030,600円→33,265,800円=2,764,800円

と年間で約9万円、総返済額で約276万円、お得になります。

これだけのメリットがでれば借り換えた方が有利です。

今後の住宅金利の変化

今後の住宅ローン金利は、下がる方については、ここまで低くなっていることから、ほぼ心配のない金利水準といえるでしょう。上がる方のリスクを心配しておきましょう。

新しく借りる金利を固定金利にするか変動金利にするかの選択をしなければいけません。

金利上昇リスク

・欧州の債務危機が収まり、景気が上向く。=金利上昇の方向に向かう

・日中間の領土紛争が拡大し、海外資金が、日本から流出する=株安・債券安・円安のトリプル安による金利上昇

・欧州同様に、日本の債務が問題視されて、国債売却の動きが出てくることで金利が上昇していく。

・中国の地政学リスクなどの影響で日本への投資が見直され、日本の景気が上向き金利上昇に向かう。

どれも今すぐに起きるシナリオとは考えにくいのですが可能性として頭に入れておいた方が良い情報です。

2013年12月27日の長期債推移(GMOクリック証券)

長期債の金利推移

金利の推移

固定金利と変動金利

皆様、ご存知のとおり、これまでと同様に低金利時代が長く続くと変動金利で金利を低くした方が有利です。もし、今後の金利上昇が不安だ・金利上昇を考えて過ごしたくないということであれば固定金利にしておく方が良いといえるでしょう。

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