ローンの返済ができなくなったらどうする?まず、お金を借りている金融機関と交渉しましょう
クレジットカードや住宅ローン、自動車ローンなどは、全て借金です。借りたお金は返さなければいけません。
もし、返済が滞るとどうなるのでしょうか?
ローンの返済ができない場合
1.カードローンの場合
- 郵便や電話で催促が来る
- 自宅に最速や取り立てが来る
- 返済について猶予や毎月の返済額変更などを話し合う
- 話し合いや返済に応じない場合、カード会社は訴訟を起こす
- 給与や財産の差し押さえが行われる
という流れになります。
2.自動車ローンの場合
車をディーラーや信販会社のローンで買うとお金を払い終わるまで車の所有権は業者側にあります。
そのため、返済が滞り話し合いも上手くいかないと車を引き上げられてしまいます。
3.住宅ローンの場合
返済が困難になった時点で金融機関に相談に行きましょう
- 金融機関と返済プランの見直しを検討
- 返済を続ける
返済が完全に不可能になった場合
- 銀行口座からの引き落としができない
- 催促が来ても応じられない
- ローンの全額を一括請求
- 自宅を競売に掛けるか任意売却を行うか交渉する
- 自宅の売却
住宅ローンは、返済が6か月(または3か月)滞るとそのローン債権は保証会社に移り、債務者(借りている人)にローンの一括返済を求めます。
しかし、ほとんどの場合、何千万円~何百万円のお金を一括返済できません。
すると、保証会社は、債務者の家を競売にかけて少しでもローン残額を回収します。
競売と任意売却の違い
競売は、保証会社が裁判所に競売を申し立てて裁判所が入札の公示をして売却するシステムです。
任意売却は、通常の不動産売却と同じように不動産会社を通じて売却します。任意売却の方が競売より高値で売れることが多い。
住宅ローンの返済見直し
もし返済ができなくなったら金融機関に早めに相談しましょう。
1.返済期間を延長して毎月の返済額を減らす。
2.元金の返済を一時中止して利息のみを支払う。いずれ元金の返済も必要になります。
3.一定期間、毎月の返済額を減らす。期間経過後の支払いは増えます。
4.金利の引き下げに応じてもらう。住宅ローンの金利引き下げ事例
銀行の窓口や参考サイト
りそな銀行:住宅ローンのご返済に関するご相談
三井住友銀行:「返済プラン」の見直し
抵当権と住宅ローン:住宅ローンが返済できないときの対処法