外国為替の変動要因と分析

1. 外国為替の変動要因

外国為替レートは様々な原因で動きます。

その要因のいくつかを挙げてみましょう。

◆経済成長:
景気が良く資金流入が増えるとその国の通貨は上昇します。

◆金利格差:
高い金利は通貨高となります。ただし高すぎる金利は、その通貨の下落に繋がります。

◆戦争・紛争:
戦争・紛争・政治混乱などの地政学的要因で通貨が下落することがあります。

◆テクニカルや需給:
会社の買収や輸出入業者の売買など実需による変動やテクニカル(チャート)上のポイントを狙った売買なども起こります。

外国為替は、相対要素が強くドルが上昇する場合、その分、円やユーロといったほかの通貨が下落しています。
そのため経済成長等を見る場合、米国と日本、米国と欧州といった具合に二国間の関係を見てください。

米国の景気良い=欧州の景気良い=日本の景気良い:
どこがどれ位悪いのか。

世界全体の中で、どのような影響があるのか?
ロイターなどの情報ベンダーや証券会社・FX会社が提供している24時間ニュースでチェックしましょう。

 

2. 外国為替の分析方法

(1) ファンダメンタル分析

ファンダメンタル分析は、経済の基本(ファンダメンタル)を分析して、将来の為替変動を予測する方法です。
経済情勢については、GDP・雇用統計・貿易収支などの様々な数字を各国の政府機関が公表します。為替はその数字の変化によって動きますので単純にその数字の良しあしを見て売買する投資家から、長期的に統計を予測して為替変動予測を行う投資家まで様々です。

ファンダメンタル分析のポイントは、各国の統計数字とそれに関連して発表・発言する政府機関や金融機関・投資家の動向です。

(2) テクニカル分析

テクニカル分析とは、相場の値動きをチャート(グラフ)につけて、過去の値動きから将来の為替レートの動きを予測しようとする方法です。
長い期間の分析を行う「月足」から短い分析用の「分足」「テイックチャート」と様々な時間ごとのチャートをパソコン上で表示できます。
また、分析方法については何百種類と存在し、時代を超えて分析が続けられています。
為替レートの変動においてはプロの機関投資家もテクニカル分析を用いて判断を行いますし、システムによるプログラム売買はテクニカル分析を元に取引を行います。

チャート画像:
ドル/円の一時間足(1時間に一本、足を追加)

ドル円チャート

足:
チャートはローソク足というものを1本1本つないだグラフです。 ローソク足は、一定期間の価格の動き(始値・高値・安値・終値)をローソクの形で表したもので、1日単位の場合は日足、1週間単位の場合は週足、1ヶ月単位の場合は月足と呼びます。始値より終値が高いと陽線と呼び、白や赤、始値より終値が安いと陰線と呼び、黒や青で描かれます。ボックスの上から出てる線を上ヒゲ、下に出てる線を下ヒゲと言いま

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