外国為替相場は通貨同士を取引する

通貨ペア

通貨の交換レートである外国為替を取引するには、二つの通貨が必要です。

ドル/円だと、ドルと円を交換することになりますが、この交換する二つの通貨を通貨ペアと呼びます。

ドル/円、ユーロ/円、ユーロ/ドルなどのことです。

通貨ペアは、二つの通貨の組み合わせですので何百種類にもなります。

しかし、主要な通貨以外の取引は少なく、日本では取り扱っていない場合もあります。

主な通貨の略称

FX業者を選ぶ際には、どの通貨ペアを扱っているか、ということも、選ぶ基準の一つになります。

通貨ごとの強弱

為替相場を見る際に、ドル/円相場が円高、ユーロ/円相場がユーロ高という形で、報道されることが多いでしょう。

通貨強い弱い

しかし、通貨ペアごとに上がった下がったと考えていると分かり難くなります。

為替市場を見る場合には、ドル/円だけではなく、ユーロ/ドルやユーロ/円の動きを見ることです。

ドル/円が80円から79.95円に5銭下落した場合でも、円が強くなったのかドルが弱くなったのか、それとも他の通貨の影響かを見ることが大切になります。

そのためには、通貨ペアごとではなく、どの通貨が強くどの通貨が弱いのか、「通貨ごと」に見ていくことが重要です。

特に、ドル/円だけを見ていると、他の通貨に対してはドルが強いのに円に対してだけ弱い(つまり円が一番強い!)局面などで、ドル下落・暴落などと捉えてしまうことがあります。

特に近年のリスクオン・リスクオフというリスクを取れる局面か取れない局面かに為替や株式などが左右されるトレンドにおいて、リスクオフ(リスク回避)では円とドルが買われて上昇します。

ところが、ドルより円の方が強いので(2012年)、ドル/円だけを見ているとドル下落となり経済全体の動きを見失ってしまいます。

クロス/円

対米ドル以外の円相場のことです

米ドル/円は、直接、米ドルと日本円を交換する通貨ペアです。

たとえ、ドル/円だけしか取引しなくてもユーロ/円、ポンド/円などクロス/円の動きは良く見ておきましょう。

円を含まない通貨ペアの仕組み

通貨ペアには、「○○/円ではない」通貨ペア、つまり円を含まない通貨ペアも多数あります。

ユーロ/ドル、米ドル/カナダドルなどです。

ユーロ/米ドル、英ポンド/米ドルなどの通貨ペアを取引した場合、損益・スワップポイントは米ドルで発生します。

また米ドル/スイスフラン、米ドル/カナダドル、ユーロ/英ポンドの組み合わせの通貨ぺアで取引した時の損益・スワップポイントはスイスフラン、カナダドルで発生します。
つまり、通貨ペア表示の右側の通貨で損益・スワップポイントが発生します。

外貨で発生した損益は、その時点の外貨/日本円のレートをかけて計算することができます。

例)

ユーロ/ドル:1.3022の時に1万ユーロを買い、
ユーロ/ドルが1.3092になった時に売ると、

(ドル/円:77円)

(1.3092-1.3022)×1,0000=70ドル

70ドル×77円=5,390円の利益です。

このページの先頭へ