商品先物取引の上場銘柄一覧

商品先物取引所

現在、日本には、3つの商品先物取引所があり、各取引所に上場されている銘柄が取引できます。

◆東京工業品取引所:
日経・東工取商品指数、金、金先物オプション、銀、白金、パラジウム、アルミニウム、ガソリン、灯油、原油、軽油、ゴム

◆東京穀物商品取引所:
コメ、とうもろこし、一般大豆、Non-GMO大豆、小豆、アラビカコーヒー、ロブスタコーヒー、粗糖、とうもろこしオプション、大豆オプション、粗糖オプション

◆関西商品取引所:
コメ、とうもろこし、米国産大豆、小豆、コーヒー指数、コーン75指数、冷凍えび、粗糖

主な上場商品の紹介

中東産原油

原油は、北米・欧州・アジアと消費地に対応して三大市場が形成されています。

その中でもNYMEX(ニューヨーク商業取引所)のWTI原油(ウェスト・テキサス・インターミディエイト:テキサス州を中心に産出する原油)が商品先物市場で最大の取引高を持ち、世界の原油価格に大きな影響を与えます。

東京工業品取引所で上場されている原油は中東のドバイおよびオマーンの原油価格です。

ガソリン

ガソリンは、自動車燃料としてなじみ深い石油の一種です。レギュラーとハイオクの二種類がありますが、取引所ではレギュラーガソリンが取引されています。

ガソリンは常温常圧の状態でも蒸発することからナフサとともに揮発油と呼ばれます。

価格には、原油価格、為替、需給動向が反映されます。また、ガソリンは1キロリットル当たり53,800円のガソリン税が課税されています。

灯油

灯油は、一般家庭のストーブや暖房・業務用の暖房として使われます。

暖房用の需要が多いことから冬場に価格が上昇するなど季節要因が大きいことが特徴です。

軽油

軽油はディーゼルエンジン用の燃料として使われます。高出力で熱効率が良いことからバスやトラックなどの大型車両や建設用重機などに使います。

需要の多くが、運送や物流業者であることが民間需要の多いガソリンや軽油と異なります。

金は、古来よりその美しさと輝きで世界中の人々を魅了してきました。

宝飾品や貨幣などの資産的利用はもちろん、電気抵抗が強く伝導性が高いことから電子工業用としても需要があります。

特に政治経済上の混乱や戦争など有事の際には、紙幣や株式に対しての信用が失われ、金に資金が集まる傾向があります。

金と並ぶ貴金属として、貨幣・宝飾品・食器などに使われています。

近年は、貴金属としての用途より、電子工業・写真フィルムなどの工業用途の需要の方が多く、銀価格は、工業特性として景気動向等の影響を強く受けます。

白金

特に日本で人気が高く世界需要の約22%を日本が占めます。宝飾品としての用途と自動車触媒などの工業用途に利用されます。南アフリカ(約75%)とロシア(約17%)の生産量が多く、この両国の影響を強く受ける。

パラジウム

白金族に属する貴金属。白金同様、触媒として利用されます。自動車用触媒・電子部品素材・歯科用などが主な用途です。生産もロシア(約44%)、南アフリカ(約40%)と白金同様の偏りが見られます。

アルミニウム

アルミニウムは軽くて強いことから、自動車のボディや機械のパーツなど、身近な金属として多用されます。アルミサッシや一円硬貨としてもおなじみです。

アルミは鉱物のボーキサイトを原料に電気分解を行うことから、生産製錬には多量の電力を必要とします。

天然ゴム

ゴムはタイヤとして利用されます。天然ゴムはゴムの木の樹液を原料として作られ生産量の約8割がタイ・マレーシア・インドネシアで占められています。

日経・東工取商品指数

東京工業品取引所に上場されている銘柄の価格を用いて算出された総合的な商品指数です。

東京工業品取引所の価格水準を総合的に表していますが、現在は、金と原油の価格変動の影響を強く受けます。

コメ

日本の主食であるコメは、2011年8月8日に商品取引所に上場されました。

コメの年間生産量は6億トンを超え約90%がアジアで生産されています。

世界の三大穀物は小麦・とうもろこし・コメの3つ。

とうもろこし

イネ科の植物で穀物として食べることに加えて・でんぷん・油・バイオエタノールなど多様な用途に使われています。

米国が世界生産の4割程度と世界最大の生産国かつ輸出国であることから、米国の生産地帯の天候が価格に大きな影響を与えます。

一般大豆

マメ科植物で、豊富なたんぱく質を含むことから畑の肉と呼ばれることもある。

日本では、しょうゆやモヤシ・豆腐など様々な利用が行われています。

生産・輸出とも米国・ブラジル・アルゼンチンとアメリカ大陸で生産量が多い。

Non-GMO大豆

大豆のなかでも遺伝子組み換えが行われていない大豆がNon-GMO大豆です。

小豆

和菓子や赤飯などに利用される小豆は、北海道を中心に生産されています。

タンパク質と炭水化物を豊富に含み栄養価の高い食品です。

赤いダイヤとして商品相場の相場師を描いた小説の主題がこの小豆相場でした。

アラビカコーヒー

嗜好品として人気の高いコーヒー豆。アラビカ種は総生産量の約70%を占め、風味に優れたコーヒー豆です。やや病気に弱く栽培しにくい。

一般的に喫茶店などで飲むブルーマウンテン・コロンビアなどはアラビカ種のコーヒー豆です。

ロブスタコーヒー

アラビカ種に比べて上部で栽培が容易。ベトナムでの生産量が多い。

やや苦味や癖が強くアラビカ種に風味で劣ると言われている。

粗糖

砂糖の生産はサトウキビからつくる「甘しゃ糖」とてん菜から作る「てん菜糖」に大別できます。

生産のほとんどは甘しゃ糖で生産量は7対3の割合です。

主な輸出国はブラジル、オーストラリア、対、フランス、輸入国はロシア、日本、アメリカ、イギリスです。

取引所ごとの上場銘柄

◆東京工業品取引所:
日経・東工取商品指数、金、金先物オプション、銀、白金、パラジウム、アルミニウム、ガソリン、灯油、原油、軽油、ゴム

◆東京穀物商品取引所:
コメ、とうもろこし、一般大豆、Non-GMO大豆、小豆、アラビカコーヒー、ロブスタコーヒー、粗糖、とうもろこしオプション、大豆オプション、粗糖オプション

◆関西商品取引所:
コメ、とうもろこし、米国産大豆、小豆、コーヒー指数、コーン75指数、冷凍えび、粗糖

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