投資信託を選ぶ時に大切なチェックすべき項目は

投資信託のチェック項目

リスクの大きさとファンドの特徴

投資信託を選ぶ際のポイントとしては、まず買おうとしている投資信託の持っているリスクの大きさです。

元本確保に近い信託からリスクの高い商品まで様々な投信があります。

公社債投信、株式投資信託、中小型株、大型株、新興国、ハイ・イールド

◆申込単位・購入単位

投資信託には、それぞれ「最低申込単位」というものが定められています。1口1円で投資できるファンドから、

1万口以上1万口単位などのように定められているものから、1万円以上1万円単位というように金額単位で行われる場合もあります。

幾らから買えるのかどれ位買いたいのか考えましょう。

◆分配金や償還金の支払い方法

投資信託はその種類により分配の方法や償還期間やその償還金の支払われ方法が様々です。

事前に購入を検討している投資信託の分配金・償還金の支払い方法などをチェックしておきましょう。

◆評価会社の格付け(レーティング)

投資信託の場合、モーニングスター社などの評価会社が各ファンドを評価しています。

こうした評価会社では、ファンドを分析したコメントや注目したい点、リスクの大きさ、他の類似したファンドとの各種データの比較などが行われます。

第三者の意見ということで、こうした評価会社の格付けも投信選びの参考になります。

◆過去の運用実績

投資信託においてはやはり、ファンドマネージャーの力量も重要です。

過去の運用実績や基準価額の推移を調べておきましょう。

SBI証券の投資信託比較ページです。

投信比較基準
投信比較カテゴリー
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◆目論見書

ファンドの「もくろみ」はすべて目論見書の中に書かれている!

目論見書は運用会社が作成するもので、投資信託の募集や売出しにあたって、投資家にファンドを正しく理解し、判断してもらうための重要な資料です。

目論見書には、「交付目論見書」と「請求目論見書」の二種類があります。「交付目論見書」は、販売の際に交付が義務付けられていて、

投資家が知っておくべき基本的かつ重要な情報がまとめられているものです。「請求目論見書」は、投資家から請求があれば交付するもので、

ファンドの沿革や財務状況などについて詳しく書かれています。

お目当ての投資信託が見つかれば、交付目論見書をチェックすることからスタートしましょう。

「どんな目的で何に投資するのか」「どのような運用体制なのか」「どんなリスクがあるのか」「分配金はどのように出すのか」など、ファンドについての様々な内容が解説されています。

目論見書は販売会社の窓口でももらえますが、販売会社や運用会社のウェブサイトでいつでも閲覧ができます。

「ファンドの概要」に基本情報が凝縮

交付目論見書は二部構成で、ファンドの具体的な内容は、第二部の「ファンド情報」で詳しく解説されています。しかし、数十ページの文章を全て読むのは大変です。

そのため、最低限、知る必要がある情報は、巻頭の「ファンドの概要」ページでまとめられています。

1.「投資対象」と「運用方針」

何に投資するのか?どこの国やエリアに投資するのかは重要です。

小型株・ブラジル・債券など、投資対象によってリスクや期待リターンは大きく変わります。投資対象と運用方針は重要なポイントですのでしっかりと確認しておきましょう。

2.「収益分配」
大きく二つに分かれます。分配金を毎月など決まった期間で受け取るコースと、受け取らないで元本に再投資するコースです。

毎月、分配金を受け取れるコースが人気ですが、毎月分配では複利効果が生かせないため、再投資を希望する方は、分配回数が少ない、もしくは分配しないタイプを選ぶのがコツです。また、分配金は分配を行うごとに10%の税金がかかるため、分配しない場合よりも運用効率が落ちます。

3.「信託期間」

ファンドの運用期間となる信託期間を確認しておきましょう。
期限が短いと長期保有したくてもできません。無期限の投資信託もありますが、場合により運用が終わり償還されることがあります。償還条件は確認しておきましょう。

4.「販売手数料」「信託報酬」「信託財産留保額」
投資信託にかかる費用としては、購入時の販売手数料、保有中の信託報酬、売却時の信託財産留保額があります。投資信託により販売手数料、信託財産留保額は異なり無料のものもあります。特に重要な費用は信託報酬。保有期間中に差し引かれるコストですので、ここが高いと長く保有するほど負担は重くなりますし、運用で利益が出ていても信託報酬でマイナスでは元本割れしてしまいます。ファンドの運用が複雑・リスクが高い程、信託報酬は高い傾向にあります。異なるタイプのファンドと比べてもあまり意味はありませんので同じようなタイプのファンドと比較しましょう。
目論見書は見やすくなったとはいえ、読むには時間がかかります。分からないところは、運用会社や販売会社に直接聞いてみるのも良いでしょう。

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