新興国投信で多い高利回りが特徴のハイ・イールド債券と投信

ハイ・イールド債は、高利回りの債券のことで、安全性が低く収益性が高い特徴を持ちます。日本だけでなく世界中で低金利が続いているため、安全な資産運用では雀の涙ほどしか増えないことから、高利回りの債券は人気を集めています。

モーニングスターのハイイールド債

投資信託評価会社「モーニングスター」のハイ・イールド債券の一覧です。高いリターン(利回り)の債券があります。

ハイ・イールド債券とは

利回り(Yield:イールド)が、高い(High:ハイ)債券をハイ・イールド債といいます。

ハイ・イールド債は、良い意味の呼び名ですが、悪い意味では、投機的格付け債・ジャンクボンドと呼ばれることもあります。

信用の基準となる格付けが低く。元本割れのリスクがあります。その分、利回りが高く設定されているため、リスクの高い債券です。

投資適格債

ハイ・イールド債券に対して。発行体の信用が高い債券を投資適格債といいます。その分、利回りが低めです。代表的なものが、米国債や日本国債です。

債券の安全度

国債 < 公共債や優良民間社債 < 一般民間社債 <危険な社債

基本的にその国で一番安全な債券は国債で、民間の債券には様々なランクがあります。そのランク付けが格付けです。

ハイ・イールド債は、経営が不安視されているため格付けが「BB(ダブルビー)」以下と低くなります。高いリスクがあるものの高いリターンを期待したい方向けの債券です。

ハイ・イールド債券の投信

1社にだけ投資すると、その会社が破たんするときに、投資資金のほとんどを失いますので、投資信託として分散投資を行うのが、ハイ・イールド債券投資です。

また、ハイ・イールド債は、特に新興国の債券が多いことから、為替変動によるリスクを避けるために「為替ヘッジありのハイ・イールド債券投信」が人気です。

為替ヘッジありだと、為替変動の影響を受けずに高利回りを得られる可能性があります。

ハイ・イールド債券の危険性

ハイ・イールド債券単独の場合、その会社の倒産リスクがあります。ハイ・イールド債券投資の場合は、多くの会社に分散することでリスクを少なくしています。

●大きな危機に注意

ただし、サブプライムローン危機の時のように、大きな危機が到来したときには、資金が一斉に安全資産に逃げ出すことから、信用度が低い国・企業・通貨が一斉に売られてしまうことがあります。

そのため、同じハイ・イールドのカテゴリーが全て値下がりし、リスク分散の意味をなさないことがあります。

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