株式会社の起源はオランダで設立された東インド会社

企業は株式を発行して、資金を調達し、この資金を資本金としてモノやサービスを作る・売るといった企業活動を行います。

株式に投資するということはその企業のオーナー(株主)になるということです。

オーナーという言葉からはその企業の完全な所有者という印象を持たれるかもしれませんが、大きな会社になればなるほど一人で所有するのは難しくなりますので、株式という形で会社の所有権を細かく分割しその株式を持っている人達がその企業の所有者となります。

この所有権=株式を売買するのが証券取引で、売買が簡単にできることで株式会社が大きく発展しました。

株式会社の起源

もっとも有力な説は、オランダで1602年に設立された東インド会社です。

16世紀~17世紀のヨーロッパは大航海時代の真っただ中で、貿易や植民地経営を行うための会社が設立されていました。

こういった貿易会社は、利益も大きい代わりに船の沈没や戦争等で資産が無くなるリスクが高かったことから、航海ごとに出資を募り、航海が終わると配当清算を行うというプロジェクト出資の形で事業が営まれていました。ところが慣れてくると継続して出資を続けてもいいのではないかという話が出てきたこともあり、東インド会社が継続的に資本を有した会社として世界初の株式会社として誕生しました。

株式会社の特徴

1. 所有(株主)と経営(取締役)の分離

2. 株主の有限責任
株主は株主総会を通じて自身の意見を企業経営に反映させることができますが、通常の細かい会社運営は取締役からなる経営陣に任せることができます。

もし、会社の業績が悪くなったり倒産した場合には、出資金(株式)以上の責任を負わなくても良い有限責任のメリットもあります。

株主が利益を得る方法

株主が利益を得る方法は二つです。

1. 企業が利益を出した際に貰える配当金および株主優待

2. 購入した株価よりも高くなった時に株を売って差額を利益とする売却益金(キャピタルゲインです)

株式の売買

株の取引きは各地の証券取引所で行われています。

売買は、証券会社に注文を委託して行われる仕組みで、株を買いたい投資家と売りたい株主の注文が証券会社を通して証券取引所に発注されて売買が行われています。

東京証券取引所

●日本の証券取引所

東京証券取引所 1部     2部   マザーズ
大阪証券取引所 1部     2部   ジャスダック
名古屋証券取引所 1部 2部   セントレックス
札幌証券取引所
アンビシャス
福岡証券取引所Q-Board PTS(私設取引システム)

株価の成立方法

株式は証券取引所で売買され、価格は需要(買い手)と供給(売り手)のバランスで決まります。

買いたいという人が多ければ(需要が大きい)株価は上がり、売りたい人(供給)が多ければ株価は下がります。

そして、株式の売り注文と買い注文の価格が一致すると売買が成立(約定)します。

そのときの株の価格がその時点での株価になります。

株価の変動要因

株価を決める一番の要因は企業業績です。

企業業績が良いと投資家の購入意欲が高くなり、配当金が多く貰える可能性もあります。

企業業績好調=株価上昇

企業業績艇長=株価下落

その他の要因として次のようなことがあげられます。

景気 景気が良いと株価は上がり、景気が悪いと下がります
金利水準 金利の上下は企業財務や景気に影響を与えます。
為替レート 円高で有利な企業、円安で有利な企業があり輸出入関連企業の業績に影響を与えます。
新製品発表や工場建設 新製品発表は好意的にとらえられ、将来性・収益性豊かだと株価が上がります。
自然災害 自然災害で工場や製品市場に影響を与える場合があります。
復配・増配 配当金を出す出さない、増やす増やさないといった配当は株価を左右します。
増資・TOB 増資やTOBといった企業の財務・株式政策も株価を左右します。

株式投資の魅力

株式投資は、値上がり益・配当などを得られますので、株主および株式取引を行う人が増えています。

特にネット証券の普及は、手数料の安さ・利便性で個人投資家の裾野を大きくしました。

・インカムゲイン(配当)

・キャピタルゲイン(値上がりなどの売買益)

・株主優待

・好きな企業の応援

・経済

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