株式投資で購入銘柄を選ぶ5つのポイント
株式投資は、投資する株式のことを銘柄と呼びます。前に、銘柄選びの基本をご紹介しました。
株式投資は、安く買って高く売りたい。そのため、業績が良く安い会社を買えれば最高です。そんないい話はなかなかなく、業績の良い会社は、業績に見合った価格ですので、現在の業績より将来の業績を予測して割安かどうかの判断を下します。
会社の業績と価格
好業績低価格の株式=買い
好業績高価格の株式=さらなる好業績を期待できるか?
低業績低価格=業績回復の可能性があるか?
低業績高価格=ビジネスモデルの将来性は、高価格に見合うか?
株式の銘柄数は何千もあります。
ヤフージャパンなどのサイトはもちろん証券会社のサイトでは、多くの情報がありすぎて、どれを選べば良いか分からなくなります。
まずは、情報を集めていくにせよ、何を目安にすれば良いのかの基準をいくつか紹介します。
銘柄選びのポイント
1. 自分の良く知っているサービスや商品の会社
まずは、自分の知っているサービスや商品をどの会社が提供しているのか調べてみましょう。
その会社の業績(売上・株価・利益)はどうか?
どのような分野のサービスや製品提供を行っているのか?
などを調べます。
著名株式投資家「ウォーレン・バフェット」も事業の内容が理解できるということを銘柄選びのポイントとしています。
2. 各種株価の指標
銘柄選びにおいて参考となるのが各種指標です。
指標をみる上でのポイントとして、格安で買うよりも優れた企業の配当や将来性を予測して、適度な価格で購入することを考えましょう。
安い株を買って値上がりを期待するのは慣れてからにしましょう。
3. チャート
株価を見る上では、過去の値動きが大切です。
過去の値動きは、チャートで見ることができ、分足・時間足・日足・週足など様々な時系列で過去の値動きや現在の価格は上昇しているのか下降しているのかを確認します。
ネット証券の顧客専用サイトでは、様々なチャート分析ツールが用意されていますので、
チャートによる株価予測を行えます。
4. 特定分野や国の成長に期待
今後の少子高齢化社会を見据えて福祉関係の会社や分野に投資をしたい。
太陽電池やソーラーパネル・環境分野に投資したいとの考えから銘柄を決定する事もできます。
5. 旬のニュースに反応
天候悪化で穀物の不作が見込まれる。寒波で暖房器具が売れそう。
新製品が開発された。
など、その時々のニュースから必要となりそうな物やサービスを予測する方法もあります。
最初は、東証一部上場の大型株をから選びましょう。
チャート上で見ても値動きが安定している株式から始めて、株式取引の基本から流れを実際に売買してみて掴むことをお勧めします。
いきなり、株式で大儲けしよう・株で生計を立てようと思わずに、資産運用として取り組んでください。