株式配当金の利回りや受け取り方

株式の配当金は、企業が得た利益の一部を株主に還元するため、年に1、2回、株主に支払われるお金です。もともと会社は株主が資金を出し合って事業を行い、得られた利益を株主で分けるというのが起こり(株式の基本)です。

一年間、頑張って稼いだお金を株主に分けるということです。

配当金は企業によって異なり、同じ企業でも決算状況によって金額が異なります。大きく儲かれば配当金も増やせますが、当然、儲からないと配当を出せません。
配当がない事を「無配」といいます。

株式の配当利回り

株価に対しての配当金の割合で、1株当たりの年間配当金を現在の株価で割ることで求められます。

配当金利回りは、1~2%位が平均的な水準です。

株主権利確定日

配当金はその企業の株を保有すれば必ず貰えるわけではなく、株主権利確定日に企業の株主名簿に株主として名前が記載される必要があります。

◆権利確定日:配当や株主優待の権利が確定する日

◆権利付き最終日(権利取り日)権利確定日の3営業日前までにその株を購入しないと名義書き換えが終わらずに権利が得られません。

◆権利落ち日:権利付き最終日の翌営業日。配当や優待は前日に保有していた株主が得るため、その分だけ株価は下落します。

権利確定日は決算期の3月に設定している企業が多いのですが、各企業によって異なりますので確認が必要です。

配当金の受け取り方法

平成21年1月に株式の株券電子化施行により、配当金受領のサービスが向上しました。

従来は、郵送された領収証を元に郵便局等で換金していましたが、お客様の証券口座に自動的に振り込まれる方式を選べるようになりました。

◆株式数比例配分方式:保管振替機構(ほふり)の株主情報を利用して証券口座で受け取る。

株式の配当金等を配当の権利確定時における残高に応じて、持っている証券会社の証券口座で受け取ることができる便利なサービスです。

◆登録配当金受領口座方式:全ての配当金を一つの金融機関の口座で受領する方法

複数の証券会社に口座がある場合でも、指定した金融機関の口座で保有する全ての株式の配当金が受領できます。

◆配当金受領証方式

従来からある方法で、銘柄ごとに発行会社から配当金領収証を郵送で受け取り、郵便局等で配当金を受け取る方式です。

◆個別銘柄指定方式

銘柄ごとに配当金を受け取る口座を指定し、届け出が行われた銘柄の配当金だけが指定した金融機関で受け取れます。

高配当の株式を選ぶために

配当利回りのランキングは、インターネットや雑誌で検索すればたくさん出てきます。

その中から選ぶことになりますが、配当利回りが高いからといって即座に買うのは危険です。配当利回りが高いということは、株価が低いということや株価の急落の結果ということも考えられます。

そのため、狙い通りに、配当は得られたものの購入後の値下がりで、結局、損をしたということもありえます。

配当についてのポイント

1. 利益に注目
配当は、会社が事業で儲けたお金を株主に分配するものです。そのため、配当の原資である利益が出ているか。過去数年間を確認してみましょう。

利益が出ていないのに無理な配当をしている企業は、何か問題があり、今後が不安定になります。

2. 価格のチェック
株価急落後には、配当利回りが上昇します。チャートを見て株価の動きが安定しているか。株価のトレンド(方向性)は?など、価格をチェックしましょう。

3. 事業内容
事業内容は配当が出るにふさわしい内容か。同業他社に比べてどうか?
配当を出せる状態にあるかどうかをチェックしまししょう。

4. 会社の規模
小さい会社で高配当の会社は、継続して保有すれば宝物になります。

しかし、その分、リスクも大きく表に出てきていない何かが原因で高配当を維持している可能性があります。特に慣れていないうちは、ある程度の規模の会社や自分が知っている会社を中心に投資しましょう。

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