2016年4月からJTの販売するたばこが値上がり!なんと15年で約2倍に上昇

2016年4月から日本たばこ産業(JT)は、たばこ製品価格を値上げします。他の商品と比べてもたばこの値上げは凄いですね。

値上がりするたばこはメビウス(旧マイルドセブン)を中心とした全35銘柄+旧3級品の6銘柄。10円から30円程値上げ予定。

値上げは、消費税増税を理由にした2014年4月以来。今回の理由は、品質向上のために投資をするとのこと。岩井睦雄・JT専務執行役員談。

たばこの値上げ


どんどんたばこは値上げしている

たばこは健康被害や副流煙問題が騒がれ出してから吸う人が激減。販売本数は199年頃から明らかに減り始めました。ところが、売上=販売代金はほとんど減っていません。それどころか2011年頃から増収傾向。

この理由は2010年度のたばこ増税。当時は鳩山民主党政権でしたね。

鳩山由紀夫政権初の2010年度税制改正大綱に、10月1日からたばこ税を1本当たり3.5円引き上げることが盛り込まれた。この改正により、たばこの価格は、メーカーの値上げ分と併せて1本当たり5円程度の値上げとなり、1箱(20本)300円の標準的な銘柄は400円程度になる見通し。出典:知恵蔵

たばこの税負担内訳は、一箱430円の場合、276.73円と64.4%!JTたばこ税の仕組み

たばこの販売数量・販売金額・平均価格のデータ

社団法人日本たばこ協会のデータから計算した推移です。

たばこの販売本数は確実に減少。1996年年度の3,483億本をピークに減少し、2014年度は1793億本とピークの約半分。

たばこ販売本数

ところが、減少に転じたところで、一転、増収したのは販売代金。1999年度の4兆260億円をピークに2009年度には3兆546億円まで減少。しかし2011年度から大きく増収に転じて再び4兆円超え。たばこ増税で一気に値上げになりましたから。

ひと箱400円は、喫煙者にはきついお値段。他にもお金を使いたいのに煙草代だけで、月にかなりのお金が消えていきます。

販売代金

たばこひと箱あたりの平均価格を計算してみました。1990年の223.3円から2014年度は428.5円まで値上がり。

ひと箱辺りの平均価格

たばこを吸う人は本当に減りました。男性の喫煙率は約3割。吸わない人が珍しかった時代から吸う人の方が少ない時代。健康・がん・臭い・汚いと最近のたばこに対する評価は圧倒的な低さ。

たばこ産業の「平成26年全国たばこ喫煙者率調査」によると、成人男性の平均喫煙率は30.3%でした。 これは、昭和40年以降のピーク時(昭和41年)の 83.7%と比較すると、48年間で53ポイント減少したことになります。厚生労働省

世界的に、たばこの被害から健康を守ろうとする考えの方が強く、TVCM・スポンサーシップからたばこ業界は締め出し。喫煙者ではない私としては、たばこの値上がりで被害を受けないながら、時々、喫煙者に気の毒すぎないかと思うことはあります。

たばこに関しては、値上げ・増税、どちらも反対する人が少なくなっていますから。

喫煙の人体への影響を解明するために、疫学研究のほか、動物実験等が行われています。動物実験において、たばこのタールをマウスの皮膚に塗布する実験では、皮膚腫瘍の発生が確認されていますが、たばこ煙のみを吸入させる方法により、腫瘍を発生させることは困難です。JT

たばこを吸うことが、健康被害に繋がることは事実だと思います。ただ、たばこの健康被害データが少ないことも確かで、更なるデータ収集が望まれます。

このページの先頭へ