三菱東京UFJ銀行が発行する【MUFGコイン】のメリットとデメリット:企業独自の仮想通貨がはじまる

朝日新聞の報道では、来秋にも、三菱東京UFJ銀行が仮想通貨「MUFJコイン」の発行に向けて準備中。

1コイン=1円の比率でコインに交換することができて、スマフォアプリ等でやり取りできます。

手数料は若干、取られるも安くする予定で、外貨への両替手数料も現行の外貨両替手数料より安くなる予定。


MUFJコインのメリット

  • スマフォのアプリで気軽に利用できる
  • 三菱東京UFJ銀行の信用力=日本円にリンク
  • 利用者同士での送金手続きが出来る
  • 外貨両替手数料が安い
  • MUFGコインを販促のサービスに利用できる
  • リスク拡大時の避難先通貨として利用可能?

利用者にとっては、便利なことばかり。いわゆるポイントサービスが拡大されるイメージ。また、送金手数料や両替手数料が安ければ、通常のお金に変わる決済手段として増えていくことが予想できますね。

このMUFJコインと提携している店が増えていけば、ポイントサービスもこれに置き換えることができます。そうすれば、店舗が様々な販促手段に仮想通貨を使うことできます。

ポイントサービスだと数か月や数年で有効期限が失効したり・経営母体が違えば使えないことになり不便ですよね。

MUFHコインがどうなるか分かりませんが、ほぼお金と同等なので、有効期限などはないと思います。加盟店が増えれば利便性もどんどん高まります。

MUFJコインのデメリット

デメリットとして考えられるのは、普及が少ない時期と多くなった時期で変わります。普及しなければ、MUFJコインを使える店が少なく使いにく仮想通貨になるでしょう。

普及してくると通貨としての問題が生じてきます。

  • 取引手数料を変更しやすい=高くなる可能性あり
  • 1コイン=1円の比率が変更される可能性あり
  • 大量に流通してしまうと通貨同様にインフレ・デフレの可能性がある
  • MUFJコインの発行量をコントロールする側に多く発行したいニーズがある=インフレの危険
  • MUFHの信用リスク
  • 同様の仮想通貨の乱立による混乱

もし、MUFJコインが成立・普及すれば、囲い込みパワーは凄いものになりますよね。その前に他の銀行や金融機関も動いてくるはず。すると仮想通貨が乱立して混乱に陥る可能性も。

また、ビットコインはマイニングが難しく、通貨発行量をコントロールできます。しかし、MUFJコインはどうするのでしょうか。

MUFJコインを使った商圏と朝日新聞で報道されているように、発行量が多い程、マーケティング的には有利です。そのため、銀行側・加盟店側としてはできるだけ発行量を増やしたいニーズに捉われますね。

一般のお金である通貨も政府自体は、通貨発行量を増やして景気回復したいというニーズがあります。それゆえに政府から独立した中央銀行が通貨発行量をコントロールします。

MUFJコインが普及すれば、国家の権力である通貨発行権を脅かすことになるデメリットがありますねえ。

ビットコイン開発者のRoger verが挙げているものです。開発者が最も大事だと考えている点がこの3つになります*1

①Limited supply つまり、コインの量には上限が決められている。ビットコインは、採掘を通して供給され、現在、最初の1200万枚が供給済みです。そして、4年毎に供給量が半減します。2140年頃、2100万枚の上限に達することになります。

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