youtubeで米国の大手広告主が出稿停止の動き

ウォールストリートジャーナルの報道では、youtubeにアップされる動画は不謹慎な内容のものが多い。そのため、コカコーラ・ウォルマート・ペプシコ・スターバックスなどのナショナルクライアントの大手企業が、Youyube広告を停止する意向を公表しました。

ブランド価値を大切にする企業にとって、不謹慎・社会的・倫理的に良くない動画の前後に、自社の広告が出ることは見過ごせません。広告掲載の詳しいシステムを一般の視聴者は知りません。動画を見た時に出た広告は、動画の内容を知った上で、広告主がお金を払って掲載していると思う人が多いでしょう。

グーグルの広告は、アドワーズ・アドセンス・ユーチューブ共通で、基本的には自動で出てきます。そして、クリックや視聴数にあわせて広告主がお金を支払います。どの分野に広告を出すか・どのキーワードを買うかなどは選択できても、一つ一つのコンテンツを広告主は精査しません。

グーグルは、広告主の反乱を食い止めるため、サイト・ポリシーを改善し、広告を出稿する者が、掲載先サイトをもっと厳密に選べるようにツールを提供すると発表したばかりです。
しかしウォールストリート・ジャーナルはTOYOTAの広告が「6千年におよぶユダヤの世界支配」というサイトに未だ現れている例の魚拓を示し、グーグルの対策がぬるいことを証明しています。BLOGOS

広告主自体もYoutubeに動画をアップしており、動画コンテンツ自体を否定しているのではなく、内容を精査してモラルに反するものはアップさせるなという意向。

そして、企業などの公式動画を除く一般個人がアップしている動画は、極端なもの・下品なものの視聴数が多いのも事実。先日、「給料バンク」が発表したYoutuberの平均月収ランキングは747万円。すごいですね。2016年5月の再生回数から逆算。

これは、Top20人の平均給与ですから、凄いお金がもらえそうな気になりますが、ほとんど視聴されていない人がほとんど。トップのこうくんねみちゃんは1618万の月収。給料バンクはこちら

日本一、お金を稼いでいるYoutuberの動画「こうくんねみちゃん:キッズライン」

ユーチューブ含む動画広告は、近年、新しい広告媒体として人気を集めていました。大企業もこぞって動画広告を作り掲載しています。テレビCMよりも価格が安く自由度が高い。面白い内容の動画を作成すれば、それがバズって大きく認知度を高めることができますしね。

日本では、強い思想的背景やヘイトに関連した動画が少ないため、この件は大きな問題になっていません。しかし、世界的には、かなり大きな問題です。

とはいえ、ここまで大きくなる過程において、サイトに広告を掲載するアドセンスも同じ道を歩んできました。そのため、規約が厳しくなっており、暴力的・差別的をはじめとした不適切なコンテンツには広告が掲載されないようになっています。

おそらく、Youtuveも規約を厳しくして、不適切なコンテンツには広告が出ない方向に進んでいくのでしょう。

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