資産を4つに分類し分散投資を考えよう

自分の資産を見直そう

金融商品(預貯金・投信・株等)を持っている人は、その商品の保有目的やバランスを時々、見直しましょう。
なぜなら、世の中は変化していますので、投資した時点では良い方法も今は通じないかもしれないからです。

また、自分自身の生活や資産も変わっていると思いますので変化に伴い変化させていきましょう。

株など価格が変動する金融商品については損失が膨らむと塩漬けとして、忘れてしまうという人も多いのですが、大切なお金です。
一年に一度位、自分の持っているお金を見直してみることです。

自分の持っているお金をタイプ別に分類し、過度なリスクを取っていないか目的と行動にズレがないか確かめておくことで、「備えあれば憂いなし」を実現できます。

資産として持つお金の種類について

自分の持っている資産を4つに分類してみます。

(1) 準備資金:突発的な支出への備えとなる資金、病気や災害、失業や納税などのためのお金です。
保険などによるカバーに加え地震や失業などの不慮の事態や冠婚葬祭などへの備えとして普通預金などの現金化しやすい金融商品に一定額を残しておきましょう。

(2) 短期資金:旅行や娯楽のお金、家具や車の購入や住まいの修理などに備えるお金です。
短期資金は、数か月から数年以内に必要な事が決まっていますので、安全性を重視して金融商品を選ぶことになります。

(3) 中長期資金:三大資金(教育・住宅・老後)などのための資金で5年以上先に起こるライフイベントに備えるお金です。
中長期資金は金額が大きく期間についても余裕がありますので、ある程度のリスクを取った運用を行うことも可能です。国債・社債などの債券や短期金融商品などを活用していくことができます。
株式等への投資については自身のリスク許容度などを考えながら慎重に行いましょう。

(4) 余裕資金:目先、使用する予定のないお金で、リスクを取って増やすことができるお金です。

暮らしに必要なお金

お金でお金を稼ぐことは、誰もが望むことです。しかし、ハイリターンを求めるということはハイリスクを覚悟するということです。そのため、ハイリスクハイリターンな金融商品については余裕資金の範囲で行うようにしましょう。

資金の分割

リスク許容度

リスク許容度とは、自身の許容できるリスクの範囲のことです。

金融商品の多くは、価格変動による損失が発生しますので、自分がどれだけ損をしても良いのかを決めて、投資や資産配分を行ってください。

個人投資家のリスク許容度は、年齢・投資経験・資産額・収入等により様々です。
基本的に収入・資産が高く、若い人程、リスク許容度が高くなります。

余裕資金がなくなっても、また稼げる人、資産が多く少々の損失に耐えられる方程、リスク許容度が高くなります。

分散投資の格言

一つの籠に卵を全部入れておくと、その籠に何かがあると全部の卵が割れてしまう。

分散投資を語る時に出てくるフレーズです。

リスクはあちこちに転がっていて、いつ想定外の事が起きるかは分かりません。

安全性の高い資産に投資することはリスクを小さくする手段の一つです。銀行の定期預金や国債に投資すれば安全性は高いのですが、その代わり、リターンが小さくなります。

そこで、ある程度、リスクのある金融商品となる株式やFXに投資した場合には分散投資でリスクを減らすことが大切です。

分散投資でリスクを軽減

株式は値動きにより利益や損失がでるリスクの大きい金融商品です。
一つのものに集中して投資するとその投資対象に何かがあるとダメージを全てかぶってしまいます。

しかし、複数に投資すればリスクが減り、値動きによる損失が少なくなります。

個別の株式だと価格が20%や30%下落することや場合によっては暴落することも頻繁にあります。
一方、日経平均株価やNYダウの暴落は、それ程、頻繁には起きませんし、情報もたくさん出てきますので、知らない間に資産が無くなっていたという事も避けられます。

もちろん、大儲けをする可能性も低くなりますが、投資の基本はリスクを減らすということですので、リスクを覚悟できる人以外は分散投資をおススメします。

分散投資の方法

分散投資は、関連性を考えて行います。

■関連性の例
トヨタと日産に投資した場合、自動車業界の業績悪化は双方の会社に影響します。
トヨタとソニーに投資した場合、輸出産業に関する事が双方の会社に影響します。

日本経済が悪化していくと考えた場合、国際分散投資として米国株や欧州株に投資します。

また、自身で分散投資を行うのが大変な場合には、投資信託を利用する事が手軽に資産を分散する方法です。

分散投資を行う

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