海外送金の方法と送金手数料を分かりやすく

海外送金は、海外の銀行口座にお金を振り込むことです。家族が海外留学や海外に勤務しているなどで、日本と海外でお金の送金(振り込み)を行う場合の方法や送金手数料を調べてみました。

なお、海外送金は、送金手数料が高く、両替の適用レートについて説明や開示が少ないと思います。

海外送金のパターン

●他人や会社に海外送金する:友人や知人・海外の取引をした会社に送金します。ネットオークションや海外サイトで買い物をした時など。

インターネットでの買い物はPayPalやクレジットカード決済が主流です。

●自分や家族へ海外送金する:海外の自分の口座や家族の口座に送金をします。

海外送金の「コスト(費用)」

海外送金は、送金手数料以外にもコストが生じます。 結果的にかなりのお金がかかりますので、何回もおくりよりまとめて送るようにした方が有利です。

海外送金手数料

海外送金の主なコストとなる送金手数料の前に他のコストを確認しておきます。

送金手数料は、送金を行う窓口となる銀行に支払う手数料送金の中継や受取を行う銀行に支払う手数料の二種類に分けられます。

中継銀行・関係銀行の手数料

中継銀行手数料は、海外送金を仲介した銀行でかかる手数料です。金額は、10ドルから30ドル程度かかります。

なお、海外から円送金したときに日本の銀行が取る中継銀行手数料は2,500円となります。

中継銀行の手数料は、二つの支払い方法があります。

・送金額から自動的に引かれる。
・送金時に予め支払う

決まった入金額を受け取りたいなどの時はあらかじめ支払います。

両替の手数料

ドルを持っていて、そのままドルを海外送金する場合は、両替の必要がありません。

しかし、日本円をドルや他の通貨に変えて海外送金すると両替手数料(為替レート)がかかります。この為替レートのコストは、マイナー通貨・送金額が大きい場合、送金手数料よりも金額が大きくなります。

海外旅行の外貨両替について

リフティングチャージとは

海外送金は、円をドルや現地通貨に両替をして送る場合、両替コストが大きくなります。

そのためもあって、円のままで送る・ドルやユーロを送るなど両替をせずに海外送金することがあります。この場合、銀行は、両替手数料を得られない分、リフティングチャージという手数料を取ります。

リフティングチャージの例:三井住友銀行:送金金額の1/20%(0.05%)(最低2,500円、または25米ドル)

もし、10万ドル(約80万円)を送金するとリフティングチャージは1/20パーセントです。10万ドル×1/20%(0.05%)=50ドルの手数料となります。

円高や円安:為替相場の変動

為替レートは、日々、変動しています。そのため、為替レートの変動により両替時の金額が異なります。1ドル80円の時に為替レートが1円動くと1.25%の変動になりますので、その分、受け取れる金額が変わります。

※同じ10万円を1ドル80円で両替すると1,250ドル、81円で両替すると1,234.6ドルと約15.4ドルの差が生じます。

為替相場の適用レート

海外送金の為替レートは、銀行が独自に定めるTTSレート(銀行が顧客に外貨を売るときのレート)が利用されます。銀行によりレートは異なります。

金額が大きい場合には為替レートが大きく影響します。

リアルタイム外国為替レート:このレートで外貨送金時の両替はできません。

送金手数料(送金元となる日本の銀行へ払うもの)の比較

送金手数料は、銀行により差がありますので、コスト面で有利な銀行を選びましょう。

海外送金手数料比較

ロイズ銀行のゴーロイズ :2000円

当行の送金手数料は、金額にかかわらず1回につき2,000円*です。円建てで海外送金をする場合、当行の手数料2,000円*に加えて送金額の0.1%(最低1,500円)の円為替手数料がかかります。なお、当行手数料には海外で発生する手数料は含まれておりませんのであらかじめご了承ください。
*窓口での現金扱いの場合、手数料は4,000円です。
※新生銀行に譲渡予定   出典:ロイズ銀行

シティバンク :2000円~4000円

ゆうちょ銀行 :2500円

三菱東京UFJ銀行:3000円~3500円

新生銀行 :4000円

三井住友銀行 :3500円~4000円

みずほ銀行 :5000円~5500円

ウェスタンユニオン銀行:送金額による異なる

SBIレミット:送金額、送金国により異なりますが安い。

※ ゴーロイズの送金は、事前登録が必要です。シティバンクの海外送金は条件を満たせば安くなります。 詳細については、各銀行のウェブサイトでご確認ください。

(2012年9月3日調査)

具体的な海外送金方法

実際の送金手続きは、二つです。

・海外業務を扱っている最寄の銀行で送金を行う
・インターネットによるオンラインバンキングを利用します。

海外送金を取り扱う銀行は限られており、地方銀行や信用金庫の場合、送金を取り扱っていないことがある上に送金手数料が高くつくことがあります。

できれば、大手都市銀行やオンラインを利用して送金する方が便利でお得です。 銀行が近くになく、インターネットを使いたくない場合は、ゆうちょ銀行が便利です。

海外送金時に必要な情報

海外送金時には、送金先(受取先)の銀行に関する情報を正確に記載してください。 国内の銀行に比べて海外の銀行は、事務手続きにミスを生じやすい傾向があります。
申込用紙は、銀行で貰うことができます。

・銀行名
・支店名
・銀行番号(Institution Number) ※アメリカの場合ABAと呼ばれるコードを指す
・支店番号(Transit Number)
・支店住所
・SWIFTコード(世界中の銀行を区別する8~11桁のコード)
・口座名義
・口座番号
・受取人住所

海外送金の申し込みフォームに、上記で示した情報を記入します。 その情報と共に、送金額(日本円、または現地通貨)を窓口へ支払います。

SWIFTコードは、必ず、受取先銀行に確認しましょう。

送金は、1営業日~3営業日程で完了しますが受取が完了するまで海外送金は終わりません。受取れたかどうか必ず確認しましょう。

海外の銀行は、日本の銀行に比べて一般的に不親切です。ミスや間違いあがると送金手続きが何カ月もストップすることがあります。

SWIFTコード

国際標準化機構によって承認された金融機関識別コードの標準書式である。SWIFTコード、SWIFTアドレスないしはBICコードとして知られ、銀行間の送金、特に国際的な送金に使用されている。

日本の金融機関のSWIFTコード

出典:wiki

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