オルタナティブ投資、オフショア市場、タックスヘイブン

マネー・お金の用語

オルタナティブ投資:(alternative investment)

代替投資と略すこともあるように、今まで投資の王道としてお金の運用を行ってきた投資方法と異なる投資対象・投資戦略を組み合わせたさまざまな投資手法による運用のことです。

従来の投資:株式や債券の値上がりや配当を目的とした投資方法

オルタナティブ投資:先物,オプション,スワップなどのデリバティブ(金融派生商品)を活用したり、低格付けの債券などを組み入れて従来型の運用とは異なるリターンの獲得を目指します。

絶対的な収益の確保(絶対利益)を目標に掲げるものが多く、ヘッジファンドとの共通するところが多くあります。

具体的的な投資対象としては、ヘッジファンド,ファンド・オブ・ヘッジファンズ,未公開株,コモディティ,マネージド・フューチャーズ,マネージド・カレンシー,不動産,ベンチャーキャピタル等が含まれることから、特にオルタナティブ投資という必要がないような気がします。

オフショア市場

海外の企業や政府などの非居住者が自由のお金の調達や資産運用をできるように金融規制や税制優遇が行われている国債的な金融市場です。

世界各地のオフショア市場は、国際金融センターとしての役割を担っており、源泉所得税が課されないのが一般的です。

1. 非居住者から非居住者への取引のみ原則自由として、国内金融市場と分けられている市場。東京・ニューヨーク・シンガポールなど

2. 国内取引と非居住者同士の取引に区別がない市場。
ロンドン・香港など

●オフショアとタックスヘイブンの隠し資産
世界の富裕層と親族が租税回避地(タックスヘーブン)に貯蓄している隠れ金融資産は最大32兆ドル(約2500兆円)で、所得税収の損失は最大2800億ドルに達するとの算出を明らかにした。
ロイターニュース

3. タックスヘイブンで、海外子会社同士で取引する市場です。

タックスヘイブン

所得税や法人税などの税金の負担がほとんどないか非常に安い国や地域のことで、税金天国と訳すこともあります。そのため、多くの企業がタックスヘイブンに本社や子会社をおくことで税金や規制を回避して自由な経済活動を行う拠点にしています。

世界の法人税(法定実効税率)ベスト10を表示します(、比較年度:2010年)。

順位 国名 国税(%) 地方税等(%) 法定実効税率(%)
1位 日本 27.99 11.55 39.54
2位 アメリカ 32.74 6.47 39.21
3位 フランス 34.43 0 34.43
4位 ベルギー 33.99 0 33.99
5位 ドイツ 15.83 14.35 30.18
6位 オーストラリア 30 0 30
7位 メキシコ 30 0 30
8位 ニュージーランド 30 0 30
9位 スペイン 30 0 30
10位 カナダ 18 11.52 29.52

※出典:OECD Tax Database

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