エコノミスト誌のビッグマック指数をモノサシに物価を見る

世界中、どこでも買える食品の一つがビッグマックです。そこで、各国の経済力や通貨レートを図るための指数の一つとして、ビッグマック指数を英国のエコノミスト誌が公表しています。

一物一価の法則

物の価格の理想的な姿として、同じ商品は、世界中のどこでも同じ価格で買える=一物一価の法則という法則があります。

現実的には、同一商品同一価格にはならず、それだけに、ビッグマック指数により、どれ位の差があるかを把握することが役に立ちます。

各国のビッグマック指数

アメリカでは、4.2ドルで買えるビッグマックは、中国で2.44ドルと安くスウェーデンやスイスでは、5.91ドル、6.81ドルと高くなっています。

価格が違ってくる理由は、為替レート・材料費・人件費・輸送費などの様々なコストの違いが影響しています。例えば、東京のアルバイト店員の人件費と上海の人件費は異なりますので、そこが価格の違いに出てきます。

ビッグマックが高い国は、おおむね、他の商品のコストも高いと考えられます。

現在、エコノミスト誌はビッグマック指数のほか、トール・ラテ指数(スターバックス指数、2004年から)やコカコーラマップなどの指数を発表しており、オーストラリアのコモンウェルス証券(CommSec)は、iPod指数を提唱しています。

●米ドル建てのビッグマック価格(2012年)

2012 2011 2005 上昇率
アルゼンチン 4.64 4.84 1.55 299%
オーストラリア 4.94 4.94 2.44 202%
ブラジル 5.68 6.16 2.74 207%
中国 2.44 2.27 1.3 188%
ユーロ圏 4.43 4.93 3.51 126%
香港 2.12 1.94 1.55 137%
日本 4.16 4.08 2.19 190%
メキシコ 2.7 2.74 2.66 102%
ロシア 2.55 2.7 1.6 159%
南アフリカ 2.45 2.87 2.29 107%
韓国 3.19 3.5 2.56 125%
スウェーデン 5.91 7.64 4.28 138%
スイス 6.81 8.06 4.93 138%
英国 3.82 3.89 3.32 115%
米国 4.2 4.07 3.15 133%

上昇率は、2005年と2012年の比較です。

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