政府が休眠預金を没収する!あなたも銀行にお金を預けっぱなしにしていませんか?

政府が休眠預金という預金を新産業育成や復興支援などに利用できないかと議論を始めたことで注目を集めたお金です。
毎年約850億円の休眠預金が生じていると言われています。

では、この休眠預金はどのようなお金なのでしょうか?

休眠預金の定義

銀行の場合

全国銀行協会によると、休眠預金は以下の状態になったお金(預金)を指します。

1. 銀行の預金残高が1万円以上
2. 取引がなくなって10年を経過
3. 通知を預金者届出住所に郵送しても届かない
4. 休眠預金として扱う。

銀行の預金残高が1万円未満の場合は、取引がなくなってから10年以上経過すると通知を行わずに休眠預金となります。

では取引は何をすればいいのでしょうか?
銀行により取引の定義は異なり、通帳記入で取引とみなされる銀行と入出金が必要な場合とがあるようです。

郵便貯金

2007年9月までに預けた「定額郵便貯金」と「定期郵便貯金」などは、満期から20年超、取引がないと権利が無くなり(権利消滅)貯金者のお金ではなくなります。
満期の通知・満期から10年の通知・権利消滅の通知と節目で通知が来ますので、対応が必要です。

なお、現在のゆうちょ銀行は、定額貯金や定期貯金などで権利消滅はありません。

休眠預金になったら

休眠預金は、銀行の利益として計上されます。そのため、休眠預金は銀行の利益として入るのだから国が有効に使おうというのが議論の柱の一つでした。

休眠預金は、銀行が利益計上しても「預金者のもの」とのこと。

全銀協によると「預金は預金者のものということが原則」「払い戻しには常に応じている」と話し、毎年約350億円の預金が引き出されていると説明しています。

ただし、前述のゆうちょ銀行の場合は、権利消滅すると国庫に入り、預けた方には預金(貯金)の権利が無くなります。

休眠預金の解約や注意点

休眠預金にならないようにするためには、残高を1万円以上にする。銀行に住所の変更手続きをする。入出金を行うの3つがポイントになります。

休眠預金を見つけたら解約や引出を行いますが、ちょっと困ったことになるのが、通帳やカードがない。住所や姓が変わった。預金者本人が銀行に行けないなどの場合です。

その場合、口座番号・預金者との続柄の証明・住民票・戸籍などできる限りの情報を集めることです。銀行の支店窓口や本店で手続きに必要な書類を確認してください。

口座のある支店が遠い、銀行合併で支店がなくなったなどの場合は、まず本店のカスタマーサポート(サービスセンター)に電話して手続きを聞いてみましょう。

また、銀行によっては条件や状況により口座管理料を取られるケースがありますので、少ない残高の場合は、手数料が取られて残高が無くなることがありますので注意が必要です。(シティバンクやりそな銀行など)

このページの先頭へ